当院オススメの初期治療
痛み(寝違い・ギックリ腰・膝痛など)は必ずどこかに炎症を起こし熱を帯びています。
この熱が神経を通して脳に伝達され、痛みの信号となるのです。
当院ではまずどこに炎症があるのかを探し出し、その患部をアイスクリッカーという器具を用いてピンポイントで冷却することにより速やかに痛みを寛解しています。
アイスクリッカー治療とは
アイスクリッカーの施術は保険適用外です。料金:1部位につき600円(太字)
軽量な断熱材で作られた円筒の両端に大小の丸くて滑らかな金属製のヘッドがついております。
氷と食塩を3:1の割合に入れ、よく振盪させると氷点下約15~21℃にすることができます。
アイスクリッカーは急性期、慢性期を問わず利用することができます。
あらかじめ患部にジェルを塗り、マイナス10℃程度まで冷えたアイスクリッカーで軽く局所を圧しながら揉みこみます。
このジェルは、極端な冷却による凍傷から皮膚を守る温度緩衝剤としての目的で使用しています。
治療を始めると患部は20~30秒ほどで冷たい感じがして続いて灼熱感に変わり、1分ほどで針で刺すようなチクチクする疼痛がしますが4~5分マッサージを続けると患部の中央部はほとんど感覚が麻痺していきます。
ここでマッサージを止め、凍傷を起さぬように局所を回しながらすり込んでいきます。
実施回数は1日1~2回として平均10~14回が目安です。
欧米では氷片によるアイスマッサージがよく利用されており、7000例の筋・筋膜性疼痛疾患の中で頚部痛、腰痛急性期にはアイスマッサージが最も有効であったとの報告もあります。
アイスクリッカーが有効な症状
■膝痛
■寝違いによる頚背部痛
■肩部痛
■各関節の捻挫の痛み
■打撲の痛み
■筋肉の挫傷の痛み等
急性のケガのみならず、スポーツや日常生活での繰り返し動作による痛み(パソコン操作・草取り・雪かき・車の運転等)や、ほとんどの筋肉・関節・軟部組織の痛みに対して有効です。(内科的原因を除く)
速ければ1回の施術で、重症でも5~7回の施術でほとんどの患者さまが日常生活に支障が無くなるまでに回復されています。
アイスクリッカー治療の流れ
問診・触診
初検時にしっかりと問診、触診により「何が原因で痛くなったのか」と「どこに痛みがあるのか。その痛みはどこを傷めているのが原因なのか」を探ります。
アイスクリッカー治療
筋肉、じん帯、関節、腱、いずれかの組織に特徴のある限局性圧痛と熱感が確認できたらその場所をピンポイントでアイスマッサージを行います。
除痛
「熱」を冷ますことで神経ブロックと同じような効果があり、痛みを鎮めます。
回復
アイスマッサージをすると一次的には毛細血管が収縮しますが、施術後二次的効果で今度は毛細血管が拡張して新鮮な血液が循環して新陳代謝を上げ患部の回復を促します。
以上の生理的症状が体内で起こりケガを回復に導きます。